SEO対策、その種類と費用について解説!

「SEO対策」にはどんな種類があるのか。「SEO対策」にかかる費用はどの位なのか。これからSEO対策を始めようと考えている方向けに、本章ではSEO対策の種類と費用について、解説していきます。

SEO対策の種類

SEO対策には大きく分けて4つの対策があります。これからSEO対策に取り組む際に、どの対策を行っていくのか、一つずつご紹介していきますので参考にして頂ければと思います。
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SEOコンサルティング

サイトのターゲット設定から、訪問者数の目標設定、カスタマージャーニーの設計に基づいた具体的なSEO対策の施策策定や効果測定、改善施策の提案・実施と幅広くSEOに関するサービスを行うのがSEOコンサルティングになります。またコンサルティング業務に一部含まれるものとしては、新規サイトやリニューアルサイトの設計時に課題チェックや目標設定、企画提案を行うサイト設計があります。サイト設計までを行い、サイト完成後に発生するSEO施策は行わないケースもありますので、自社でのSEO対策への取り組みがどのようなポジションニングから始めるか、最初に明確にする必要があります。

外部SEO対策

外部SEO対策とは、自社サイトに外部サイトのリンクを張っていくSEO対策の一つで、2012年以前はこの外部対策がSEO対策の中心でしたが、現在では、ドメインパワーが重要視されるコンテンツSEOの台頭もさることながら、被リンクを大量購入してのSEO対策というのはGoogleからペナルティを受ける要素になるため、昨今ではほとんど施さないSEO対策と言えます。とはいえ、優良コンテンツの被リンクはサイト評価にも影響があるため、被リンクサイトを見極めつつ進めるには、有効と言えます。

内部SEO対策

内部SEO対策とは、WEBサイトの構造をはじめ、タイトルタグや見出しタグ、ディスクリプションをGoogleのガイドラインに沿って最適化することで検索エンジンからの評価を高め上位表示を狙う施策を指します。SEO診断などで現状のWEBサイトがどういった状態かを把握し、必要に応じて先に述べた箇所の改善を行います。

コンテンツSEO対策

コンテンツSEO施策とは、ユーザーにとって有益となる記事を継続して作り続けていくことで検索エンジンに評価を受け、上位表示された各ページからの流入を獲得する施策を指します。ビッグキーワードからスモールキーワードまで、ユーザーにとって有益となるコンテンツを各種用意することで流入チャネルを広げ、その効果を狙っていくものです。進めるにあたってはキーワードの選定から、記事の立案・作成、効果測定後のリライトといった作業が必要になりますので社内で完結するケースよりはコンテンツSEOを得意とした外部委託先に依頼して進めるケースも少なくありません。記事作成や効果測定など、SEOに関する専門家に相談して進めることで、自社で取り組むよりもGoogleからの評価を受けやすくなります。

これら4つのSEO対策を、どのように進めていくか、取り組むものとそうでないものを予算や体制を鑑みつつ取り決めの上、進めていく必要があります。

SEO対策の費用について

成果報酬型

成果報酬型とは、あるキーワードで検索された時に例えば1ページ目、上位5位以内にランクインした時(ランクしている間)に成功報酬として対価を支払う方式を指します。成果報酬型のメリットとしてはランクインしない限り費用が発生しない点ですが、検索順位が高く、長期間表示されるほど、成果報酬の費用も比例して高くなります。検索上位表示がされることで高い費用が発生する点だけを見ると、リスティング広告に似ている部分があるかもしれません。相場としては月額換算すると数万円から数十万と幅が広く、人気のキーワードほど高い傾向にあります。

月額固定型

月額固定型とは、検索上位表示等には関係なく、毎月一定の費用支払う方式を指します。月額固定型でよくあるケースとしてはSEOライティング(記事代行)やSEOコンサルティング、外部被リンク(最近は減りましたが)で記事の文字数や月の入稿数、コンサル内容により金額に幅があります。考え方としては専門家が伴奏しつつ対策を進めていく人件費の部分が多くを占める為、金額としては月額数十万から大手の専門SEO会社だと数百万といったケースも見受けられます。上位表示の有無にかかわらず施策を継続する限り費用が発生するので、ある程度結果が出た後は内製化できるものは徐々にシフトし社内リソースを活用することをお勧めします。

一括支払型

一括支払い型とはSEO対策に関する費用を一括で支払う方式を指します。ケースとして多いのはSEO対策に取り組む際に発生するディレクション業務や、既存サイトの効果測定、内部対策を含めたサイト設計など作業内容が決まっており施策完了の区切りがつけやすいものの場合、このケースが多いと言えます。
よくあるケースとしては最初のディレクションとサイト設計を一括支払いで頂き、定期的なSEO施策に関しては成功報酬又は月額固定で進めるパターンがあります。
一括支払いの相場観としては、工数換算によるところが大きいので、数十万から数百万で、1ヶ月から3ヶ月程度伴奏しつつ、初期準備を進めるといったケースが少なくありません。

SEO対策を行う際のポイント

SEO対策を進めるにあたり、それぞれ注意するポイントがあるのでそのあたりを考えつつ自社にとってどのような取り組みがふさわしいかを判断しながら進める必要があります。
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初期に準備するSEO対策は外注も視野に入れる

最初に取り組む自社サイトの分析や、サイト設計、サイト制作などは専門家でないとなかなか正しい判断がつかないのと、制作物に関してもSEOを意識したサイト制作を自社で進めるのは難しいと思いますので、この初期部分に関しては多少費用が掛かっても外部に委託するのが結果として成果に結びつく近道と言えそうです。

コンテンツ作成はできる限り内製化を図る

コンテンツSEO対策を進める上で、継続的なコンテンツ作成は不可欠となります。コンテンツSEOを進めるにあたり外部のコンサル会社に依頼すると毎月数十万かかるケースが多く、社内リソースをコンテンツSEO対策に割くことができるならばなるべく内製化で取り組み、ライティングだけ外部ライターを利用するといった切り分けをしても良いかもしれません。但し外部のライターを利用する場合は、相場として1記事3万円~と費用が発生するのと、コンテンツに関して知見がないケースもあり、ユーザーに正しく伝えたい記事の制作が困難なケースもあるのでライターの力量を正しく見極める必要があります。

SEO対策を外部委託する際の留意点

SEO対策を外部委託する際には、それなりのコストが発生します。せっかく取り組むSEO対策なので成功させるためには以下の点にも注意を払い進めて頂ければと思います。

検索順位の上位表示を約束する会社は注意する

あるお客様より「SEO会社に相談したら年間80万円で検索順位1位にします」と言われ悩んでいると相談を受けたケースがあります。検索順位1位にするロジックを確認されたかお聞きしたところ、企業秘密ですと答えてくれなかったそうです。
検索順位に関してはGoogleのアルゴリズムアップデートや競合の状況により変動するので、順位自体を確約する事は困難に思えます。「検索順位1位の表示」は魅力的ですが、こうしたオーバートークをしてくるSEO会社への発注は控えた方が良いと言えます。

SEO対策に関する契約期間を確認

月額固定のサービスの場合、契約期間の縛りを確認する必要があります。一般的には6ヶ月から1年単位で更新をするSEO会社が多いと思います。SEO対策は地道な作業で、結果につながる迄それなりの月日が必要になる施策ですので、取り組む際には中長期的な視野に基づき進める必要があります。尚、契約期間中の途中解約を受け付けてくれない会社がほとんどですので、契約前に期間の確認をしっかりと行っておきましょう。

まとめ

本章ではSEO対策の種類やその費用、SEO対策を行うポイントやその留意点を記載致しました。SEO対策に取り組む際には内製化するのか、外部委託していくのか、コストはどの位かけていくのか、など施策を進めていく上で決めなければいけないことが沢山あります。SEO会社にワンストップでお任せするにはコストが合わないが、内製化だとコストダウンを図れるが、専門家がいないといったお悩みもあるかもしれません。

少しでも内製化でSEO施策をコストパフォーマンス良く進めるツールがいくつかありますが、施策型運用ツールとして弊社でお薦めしている「SEARCHWRITE」というSEOツールもその一つです。
自社サイトの内部診断から内部対策指南、キーワード選定から競合サイト分析、検索表示順位測定に効果測定レポート抽出などSEO施策を施すのに複数のツールを並行することなく、ワンストップで進めることができるツールとして人気のサービスの一つとなっています。
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